美しきもの、汝の名は
人は誰しも美しいものを見たいという欲望があります。
あらゆる時代地域においてイケメンや美女が持て囃されるのは、美しいものを見たいという人間の生理的欲求を彼らが満たすからであります。
本日は色々な種類のイケメンのなかでも、ダウナー系に焦点を当てて鑑賞してみたいと思います。
エントリーナンバー1 柴崎岳くん
日本が誇るダウナー系ファンタジスタ、がっきゅん。
小学生にして既にこの貫禄
この年齢の男児でここまで瞳に暗黒を湛える少年が他にいるだろうか、いや、いない。
笑っていてもどこか伏し目がちだったり、笑い切れていないのがダウナーがっきゅんの魅力です。(THE DREAMがめっちゃ気になる)
ちなみに、人生において自身が愛され得る存在であることを寸分たりとも疑わなかった人間はこのような笑顔になります。
びっくりするほど屈託がないでしょ?日本よ、これが陽キャだ。
エントリーナンバー2 リバー・フェニックスくん
大ヒット映画 Stand By Me で主人公の少年を(あれ、主人公ってあのおっさんだっけ?)演じ一躍セレブに。
もともとはヒッピー系の宗教コミュニティで育ち、満足に教育も与えられず家族で南米を転々として暮らしていたという。
一気にスターダムにのし上がった彼も23歳という若さでコカインの過剰摂取により死去。
リバー演じるクリス少年は貧困機能不全家庭に育つも、その聡明さで弁護士に登り詰める。
「まさか先生があんなことをするなんて・・・」と泣き崩れるクリスに、こちらまで涙してしまった。
ちょっとカートコバーンさんにも似てるような・・・
カートさんはダウナーイケメン界では殿堂入りのカリスマですね。
エントリーナンバー3 バロン・トランプくん
親父のまさかの大統領選出により、否応なく世界の注目を集めているのがバロン・トランプ君10歳だ。
10歳にして既にただようアンニュイ感。この世のほとんどに興味を見出せないとでもいうような倦怠感。
生まれながらにして全てを手に入れてしまった感覚、それは絶望に似ているのかもしれない。
母方から引いたスラヴの血が彼を陰鬱な雰囲気にするのでしょうか。
ちなみにトランプの幼少時(なんだろう、なんか憎たらしい)
若いころの母ちゃん (かわいい!)
こんな自然に笑える人だったんだ!
若いころの父ちゃん
バロンの兄ちゃんたちは全然イケメンじゃありません
同父母兄弟のイヴァンカさんは美人なのに。
エントリーナンバー4 村上春樹くん
ノーベル文学賞に一番近(くて遠)い男、ハルキ。
一周回ってなんかかわいい・・・
こんなにピュアな瞳の男はそうそういません。
なんかムーミン谷に住んでそう
「それから君のフェラチオすごかったよ」
直子は少し赤くなって、にっこり微笑んだ。
「ダウナー系イケメンもそう言ってたわ」
「僕とダウナー系イケメンとは意見とか趣味とかがよくあうんだ」
と僕は言って、そして笑った。
彼女は少しずつダウナー系イケメンの話ができるようになっていた。
やれやれ、僕は筆をおいた。